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 ■「お茶の間」に充実AV

 国内パソコンメーカー18社は15日、米マイクロソフト(MS)の新基本ソフト「ウィンドウズ・ビスタ」を搭載した個人向けパソコンの新発売を一斉に発表した。大画面テレビに接続するモデルや次世代DVD搭載型、リモコンで操作するPCなどがお目見え。ビスタの特徴であるAV(音響・映像)機能を発揮させ、「お茶の間」で使ってもらう狙いだ。そこには「停滞気味の個人向けパソコン市場を活性化させる」というメーカーの思惑ものぞく。(田端素央)

 この日はNECや富士通、東芝、日立製作所、シャープ、日本ヒューレット・パッカード、レノボ・ジャパンなどが計247機種を発表。今後、ソニーや松下電器産業、デル日本法人も発表し、ビスタが投入される30日から順次発売される。

 ビスタは現行の「ウィンドウズXP」より操作性や安全性を改善したほか、AV機能を充実させたのが特徴だ。特に写真や動画、音楽などの再生や編集、管理が手軽に行えるなど「娯楽性」を強く打ち出している。

 これを体現したのが富士通の新シリーズ「FMV−TEO(テオ)」(実勢価格18万円前後)。本体とリモコン、キーボードのみでディスプレーがなく、「液晶やプラズマの大画面テレビにつないでリビングで使う」(富士通)という。映像や制御を1本のケーブルで行う「HDMI端子」を持つほか、インターネット動画やテレビ番組を録画するため約400ギガバイトのハードディスクを内蔵している。

 東芝は「Qosmio(コスミオ)」シリーズの一部に次世代DVD「HD DVD」の読み書きが可能な装置を搭載した。HD DVDソフトの再生のほか、地上デジタル放送の番組を高画質のまま保存できる。

 NECは「ValueStar(バリュースター)」シリーズの一部に、電源投入から約2秒でテレビが見られる「ぱっと観(み)テレビ」機能やブルーレイ・ディスク装置を搭載した。

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 ■期待先行…市場活性化は未知数

 「パソコンはより簡素で強力なデバイス(道具)になる」(ダレン・ヒューストン日本法人社長)と、MSが6年ぶりの新基本ソフトに賭ける思いは強い。一方でパソコンメーカーからも「市場活性化の武器になる」「待ちに待った登場」などと一様に歓迎の声が飛ぶ。しかし、デジタル家電や次世代ゲーム機など個人消費を奪い合うライバルは多く、国内パソコン市場への“ビスタ効果”の波及は未知数だ。

 国内のパソコン市場は頭打ち傾向に加え、昨年はビスタ登場を控えた買い控えが深刻化。調査会社BCNの調べでは、国内パソコン販売額は昨年3月ごろから前年同期比で2割程度ダウン。特に、家庭向けの据え置きパソコンは昨年11月に36・9%減と落ち込んだ。各パソコンメーカーがAV機能を強化する理由が浮かび上がる。

 業界内では「『ウィンドウズ95』発売時のようなフィーバーは期待していない」(メーカー関係者)と冷めた見方が多い。電子情報技術産業協会の秋草直之会長(富士通会長)も「家庭向け需要は急に増えないのでは」と慎重だ。

 ただ、ヒューストン社長は「1年以内にテラ(ギガの1000倍)バイト級の大容量パソコンが出回るだろう」と予言。半導体やハードディスクなどの部品メーカーが、ビスタの恩恵を受ける可能性も指摘される。

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【用語解説】ウィンドウズ・ビスタ

 米マイクロソフトの新しいパソコン用基本ソフト(OS)。2001年11月の「XP」以来、5年ぶりの新OSとなる。「XP」に比べ、ウイルス対策やネット詐欺サイトの検知機能など安全対策を強化したのが特徴。映像や文書などのデータ検索機能を向上させたほか、起動の遅さを改善、使いやすさや画面の美しさにも配慮した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070116-00000017-san-bus_all
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欲しいと思わないなぁ。っていうか、ビスタの要求性能高すぎ。
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